こんばんは^^
鹿男です。
昨年、日本で初めて感染が報告された
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)という感染症。
感染すると死に至ることもある病気です。
あ、いきなり難しい出だしですみません;;
昨年も春先に大きなニュースになりましたが、今朝のNHKで、
今年もこの病気で亡くなられた方がいらっしゃるというニュースが
ありましたので、調べてみました。
ほとんどの情報ソースは
厚生労働省のサイト
国立感染症研究所
です。
■どんな病気なん?
SFTSウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染します。
発熱や食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛などが主な症状で、重症化すると死に至ります。
致死率は、最近の中国での調査では
6%程度です。
日本では、
兵庫県以西の西日本で症例が報告されてます。
私も含め、多くのブロ友さんが住んでいる関西でも、感染の心配はありそうですね。。
■マダニはどこにいてるん?
種類によりますが、日本全国で生息してます。
森林や草むらなど、野生動物がいるところに住んでいますが、
畑や庭など、人間の住む場所の近くでも発見されています。
残念ながら、キャンプ場にもいると思っていたほうがいいでしょうね。。
そして、SFTSウイルスを保有しているマダニは発症例のある県だけでなく
たとえば静岡県なんかでも見つかってます。(保有率はマダニの種類によって5~15%とのこと)
いままで発症例のない地域でも、感染する可能性はあるということでしょうか。
■どうやって感染するん?
マダニに咬まれることで感染します。
マダニは草の葉っぱの先などで動物が通るのを待っていて、接触すると取り付いてきます。
取り付いた後、2~3時間(?)はうろうろして、噛み付きやすい場所を探します。
噛み付いた後は、接着剤のような物質を分泌しますが24時間以内に発見できれば
感染の危険性はかなり低くなるということです。
■で、どれだけ怖いん?どうすればいいん?
ここからは、鹿男のまったくの私見です。
それで良いのか?正しいか?はわかりませんが。
死に至る場合があるとはいえ、致死率は6%程度。さらに咬またマダニが
ウイルスを保有する確率は5~15%。
実際、2013年の死亡は全国で13名とのことで、ヘビに咬まれた場合と同じぐらい。
スズメバチによる被害の方が2~3倍多いことから考えると、とりたててマダニ対策
だけを一生懸命やるというよりは、自然の中にある多くの危険のうちのひとつとして、
「危険があること」をわかっていることが重要なのではと思います。
よくある対策として言われるような、
長袖、長ズボンに軍手、ズボンは靴下の中に入れる。だとか、
首にタオルを巻く。だとか、
そんな農作業みたいな格好でキャンプするなんてまったく楽しくない
それよりは、
直に草の上に寝転んだりしない、藪や森林に入らない。入るときは長袖長ズボン、長めの靴下
などで咬まれる危険性を低くする。
キャンプから帰ったら早めにシャワーを浴びて、
咬まれる前にダニを洗い流す。咬まれてるのを早めに見つける。
お子さんは、親が気を付けてあげる。
虫よけ剤を利用する。(補助的対策として)
などなど、常識的にできる範囲で予防すればよいのでは。
虫よけやシャワーなんかは、普通にやってますよね。
そして。。もし咬まれているのを見つけてしまったら。。
発熱したり、症状が出てしまったら。。
さわらず、なにもせず、迷わず病院に行ってくださいね。
SFTSの危険性があることを知っていれば、
その判断もできるのだと思います。
一度自分で調べてみて、どれだけ危険なのかを考えられたのはいい機会でした。
春~秋はマダニが活発に活動する季節です。
怖がり過ぎず、でも危険があることは認識しながらキャンプやアウトドアレジャーを
楽しみたいですね。
では、また次回^^
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