2014年09月09日
キャンプとデング熱
こんばんは^^
鹿男です。
そう心配しなくても収束するかな?
と思っていたら大阪でも感染例が報告されるなど全国で
60例に達してしまった
デング熱。
感染例の多くは東京代々木公園周辺だそうで、
明日から東京出張なので気になって少し調べてみました^^;
2回目の「自由研究」ですが、今回はちょっと簡易版でしょうか。
今回も情報のソースとして厚生労働省のサイトを参考にさせていただいてます。
■デング熱ってどんな病気?
デングウィルスによる熱性感染症で、熱帯・亜熱帯の国で流行する場合が多いです。
感染すると多くは3~7日潜伏したあと高熱が出ます。
一度下がった熱が再び上がることも特徴だそうで、かかったら1週間程度は
会社を休まないといけなさそうです。
筋肉痛、関節痛、眼窩痛を伴い、発症から3~4日で発疹も出現します。
基本的には致死性ではないですが、まれにデング出血熱、デングショック症候群と言われる
3~6%の人が死にいたる病態になることがあります。
■どうやって感染するん?
ヒト→蚊→ヒトと感染します。ヒト→ヒトの感染はしません。
日本に常在しないネッタイシマカが主な媒介ですが、
日本に多く分布するヒトスジシマカも媒介します。
■このまま日本中に広がるかも??
ヒトスジシマカの吸血活動は10月には収束します。
ヒトスジシマカは卵で越冬しますが、
親の蚊のウィルスが越冬した卵を経て感染した報告はないようです。
どうやら、今期の感染が収束すれば再度持ち込まれない限り心配する必要性は低そうです。
ただ、9月はヒトスジシマカの活動が活発になる時期だそうで、みなさんこの時期キャンプに行かれる
際には気をつけてくださいね!
■どうやって予防するん?
通常の、蚊取り線香、虫除けスプレーでの対策でよさそうです。
長袖、長ズボンも基本対策ですね。
ただ、
スマホの虫除けアプリなんか買わないでくださいね
高周波で虫除け!は根拠がないそうですので、こちらもお気をつけください(^_^)/
鹿男も、長袖で出張行ってきます~
では、また次回^^
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鹿男です。
そう心配しなくても収束するかな?
と思っていたら大阪でも感染例が報告されるなど全国で
60例に達してしまった
デング熱。
感染例の多くは東京代々木公園周辺だそうで、
明日から東京出張なので気になって少し調べてみました^^;
2回目の「自由研究」ですが、今回はちょっと簡易版でしょうか。
今回も情報のソースとして厚生労働省のサイトを参考にさせていただいてます。
■デング熱ってどんな病気?
デングウィルスによる熱性感染症で、熱帯・亜熱帯の国で流行する場合が多いです。
感染すると多くは3~7日潜伏したあと高熱が出ます。
一度下がった熱が再び上がることも特徴だそうで、かかったら1週間程度は
会社を休まないといけなさそうです。
筋肉痛、関節痛、眼窩痛を伴い、発症から3~4日で発疹も出現します。
基本的には致死性ではないですが、まれにデング出血熱、デングショック症候群と言われる
3~6%の人が死にいたる病態になることがあります。
■どうやって感染するん?
ヒト→蚊→ヒトと感染します。ヒト→ヒトの感染はしません。
日本に常在しないネッタイシマカが主な媒介ですが、
日本に多く分布するヒトスジシマカも媒介します。
■このまま日本中に広がるかも??
ヒトスジシマカの吸血活動は10月には収束します。
ヒトスジシマカは卵で越冬しますが、
親の蚊のウィルスが越冬した卵を経て感染した報告はないようです。
どうやら、今期の感染が収束すれば再度持ち込まれない限り心配する必要性は低そうです。
ただ、9月はヒトスジシマカの活動が活発になる時期だそうで、みなさんこの時期キャンプに行かれる
際には気をつけてくださいね!
■どうやって予防するん?
通常の、蚊取り線香、虫除けスプレーでの対策でよさそうです。
長袖、長ズボンも基本対策ですね。
ただ、
スマホの虫除けアプリなんか買わないでくださいね
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2014年05月24日
今年もマダニ!?
こんばんは^^
鹿男です。
昨年、日本で初めて感染が報告された
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)という感染症。
感染すると死に至ることもある病気です。
あ、いきなり難しい出だしですみません;;
昨年も春先に大きなニュースになりましたが、今朝のNHKで、
今年もこの病気で亡くなられた方がいらっしゃるというニュースが
ありましたので、調べてみました。
ほとんどの情報ソースは
厚生労働省のサイト
国立感染症研究所
です。
■どんな病気なん?
SFTSウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染します。
発熱や食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛などが主な症状で、重症化すると死に至ります。
致死率は、最近の中国での調査では6%程度です。
日本では、兵庫県以西の西日本で症例が報告されてます。
私も含め、多くのブロ友さんが住んでいる関西でも、感染の心配はありそうですね。。
■マダニはどこにいてるん?
種類によりますが、日本全国で生息してます。
森林や草むらなど、野生動物がいるところに住んでいますが、
畑や庭など、人間の住む場所の近くでも発見されています。
残念ながら、キャンプ場にもいると思っていたほうがいいでしょうね。。
そして、SFTSウイルスを保有しているマダニは発症例のある県だけでなく
たとえば静岡県なんかでも見つかってます。(保有率はマダニの種類によって5~15%とのこと)
いままで発症例のない地域でも、感染する可能性はあるということでしょうか。
■どうやって感染するん?
マダニに咬まれることで感染します。
マダニは草の葉っぱの先などで動物が通るのを待っていて、接触すると取り付いてきます。
取り付いた後、2~3時間(?)はうろうろして、噛み付きやすい場所を探します。
噛み付いた後は、接着剤のような物質を分泌しますが24時間以内に発見できれば
感染の危険性はかなり低くなるということです。
■で、どれだけ怖いん?どうすればいいん?
ここからは、鹿男のまったくの私見です。
それで良いのか?正しいか?はわかりませんが。
死に至る場合があるとはいえ、致死率は6%程度。さらに咬またマダニが
ウイルスを保有する確率は5~15%。
実際、2013年の死亡は全国で13名とのことで、ヘビに咬まれた場合と同じぐらい。
スズメバチによる被害の方が2~3倍多いことから考えると、とりたててマダニ対策
だけを一生懸命やるというよりは、自然の中にある多くの危険のうちのひとつとして、
「危険があること」をわかっていることが重要なのではと思います。
よくある対策として言われるような、
長袖、長ズボンに軍手、ズボンは靴下の中に入れる。だとか、
首にタオルを巻く。だとか、
そんな農作業みたいな格好でキャンプするなんてまったく楽しくない<(`^´)>
それよりは、
直に草の上に寝転んだりしない、藪や森林に入らない。入るときは長袖長ズボン、長めの靴下
などで咬まれる危険性を低くする。
キャンプから帰ったら早めにシャワーを浴びて、
咬まれる前にダニを洗い流す。咬まれてるのを早めに見つける。
お子さんは、親が気を付けてあげる。
虫よけ剤を利用する。(補助的対策として)
などなど、常識的にできる範囲で予防すればよいのでは。
虫よけやシャワーなんかは、普通にやってますよね。
そして。。もし咬まれているのを見つけてしまったら。。
発熱したり、症状が出てしまったら。。
さわらず、なにもせず、迷わず病院に行ってくださいね。
SFTSの危険性があることを知っていれば、
その判断もできるのだと思います。
一度自分で調べてみて、どれだけ危険なのかを考えられたのはいい機会でした。
春~秋はマダニが活発に活動する季節です。
怖がり過ぎず、でも危険があることは認識しながらキャンプやアウトドアレジャーを
楽しみたいですね。
では、また次回^^
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鹿男です。
昨年、日本で初めて感染が報告された
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)という感染症。
感染すると死に至ることもある病気です。
あ、いきなり難しい出だしですみません;;
昨年も春先に大きなニュースになりましたが、今朝のNHKで、
今年もこの病気で亡くなられた方がいらっしゃるというニュースが
ありましたので、調べてみました。
ほとんどの情報ソースは
厚生労働省のサイト
国立感染症研究所
です。
■どんな病気なん?
SFTSウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染します。
発熱や食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛などが主な症状で、重症化すると死に至ります。
致死率は、最近の中国での調査では6%程度です。
日本では、兵庫県以西の西日本で症例が報告されてます。
私も含め、多くのブロ友さんが住んでいる関西でも、感染の心配はありそうですね。。
■マダニはどこにいてるん?
種類によりますが、日本全国で生息してます。
森林や草むらなど、野生動物がいるところに住んでいますが、
畑や庭など、人間の住む場所の近くでも発見されています。
残念ながら、キャンプ場にもいると思っていたほうがいいでしょうね。。
そして、SFTSウイルスを保有しているマダニは発症例のある県だけでなく
たとえば静岡県なんかでも見つかってます。(保有率はマダニの種類によって5~15%とのこと)
いままで発症例のない地域でも、感染する可能性はあるということでしょうか。
■どうやって感染するん?
マダニに咬まれることで感染します。
マダニは草の葉っぱの先などで動物が通るのを待っていて、接触すると取り付いてきます。
取り付いた後、2~3時間(?)はうろうろして、噛み付きやすい場所を探します。
噛み付いた後は、接着剤のような物質を分泌しますが24時間以内に発見できれば
感染の危険性はかなり低くなるということです。
■で、どれだけ怖いん?どうすればいいん?
ここからは、鹿男のまったくの私見です。
それで良いのか?正しいか?はわかりませんが。
死に至る場合があるとはいえ、致死率は6%程度。さらに咬またマダニが
ウイルスを保有する確率は5~15%。
実際、2013年の死亡は全国で13名とのことで、ヘビに咬まれた場合と同じぐらい。
スズメバチによる被害の方が2~3倍多いことから考えると、とりたててマダニ対策
だけを一生懸命やるというよりは、自然の中にある多くの危険のうちのひとつとして、
「危険があること」をわかっていることが重要なのではと思います。
よくある対策として言われるような、
長袖、長ズボンに軍手、ズボンは靴下の中に入れる。だとか、
首にタオルを巻く。だとか、
そんな農作業みたいな格好でキャンプするなんてまったく楽しくない<(`^´)>
それよりは、
直に草の上に寝転んだりしない、藪や森林に入らない。入るときは長袖長ズボン、長めの靴下
などで咬まれる危険性を低くする。
キャンプから帰ったら早めにシャワーを浴びて、
咬まれる前にダニを洗い流す。咬まれてるのを早めに見つける。
お子さんは、親が気を付けてあげる。
虫よけ剤を利用する。(補助的対策として)
などなど、常識的にできる範囲で予防すればよいのでは。
虫よけやシャワーなんかは、普通にやってますよね。
そして。。もし咬まれているのを見つけてしまったら。。
発熱したり、症状が出てしまったら。。
さわらず、なにもせず、迷わず病院に行ってくださいね。
SFTSの危険性があることを知っていれば、
その判断もできるのだと思います。
一度自分で調べてみて、どれだけ危険なのかを考えられたのはいい機会でした。
春~秋はマダニが活発に活動する季節です。
怖がり過ぎず、でも危険があることは認識しながらキャンプやアウトドアレジャーを
楽しみたいですね。
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